2026年3月10日 14:34
「リーチ・ドラ1、3翻。えっと、何点だっけ?」。点数表を見ると、3翻30符は子ロン3900点ですが、3翻40符は子ロン5200点。その差1300点。たった10符の違いで、1局分の稼ぎに匹敵する差がついてしまいます。
でも安心してください。実戦で出現する符のほとんどは30符か40符のどちらかです。20符(ピンフツモ)と25符(七対子)は固定値で迷う余地がない。50符以上は暗刻が複数ある珍しいケース。つまり、30符と40符さえ見分けられれば、符計算の実戦レベルはほぼクリアしたも同然なのです。
ここから先を読めば、手牌を見た瞬間に「30符か40符か」を判断できるようになります。コツはたった一つ。それさえ掴めば、和了のたびに点数表とにらめっこする日々は終わりです。
30符になる最も多いパターンは2つです。①門前ロンでピンフの場合。基本符20+門前加符10=30符。順子のみ・両面待ち・役牌以外の雀頭なので、加算される符は門前加符の10符だけです。
②鳴いた手で順子中心の場合。鳴くと門前加符がないので基本は20符。順子は0符なので、中張牌の明刻が1つあっても+2符で22符→切り上げ30符。順子だけなら20符→切り上げ不要でそのまま20符…と思いきや、鳴き+ピンフ形(両面ロン)はルール上ないため、最低でも何かしらの符が付いて22〜30符になります。
30符のキーワードは「順子中心」。手牌に刻子がなく、順子だけで構成されている場合は、迷わず「30符」と言い切れます。
手牌に同じ牌が3枚あったら「40符かも」と疑う。典型パターンは「門前ロンで刻子を含む手」です。基本符20+門前加符10=30符。ここに刻子の符が加わると30符を超えます。中張牌の暗刻なら+4符で34符→切り上げ40符。么九牌の暗刻なら+8符で38符→切り上げ40符。
鳴いた手でも40符になるケースがあります。么九牌の明刻(4符)が2つあれば20+8=28符→30符ですが、さらに嵌張待ち(2符)や役牌の雀頭(2符)が加わると30符を超えて40符に。鳴きの手で40符になるのは「刻子系の手」が中心です。
覚えておくべきは「刻子があれば40符」というシンプルな直感。門前ロンで暗刻が1つでもあれば、ほぼ40符になると考えてよいでしょう。特に么九牌(1・9・字牌)の暗刻は8符と大きいので、1つあるだけで40符確定です。
ここが符計算の面白いところ。ロンなら40符だった手が、ツモだと30符になることがあります。なぜか。ツモ和了は門前加符10符の代わりにツモ符2符しかつかず、基本が20+2=22符スタートだからです。ここに面子の符を加算します。ピンフツモだけは例外で20符固定です。
門前ツモで刻子がある場合、22符+刻子の符で計算します。中張牌の暗刻(4符)が1つあれば22+4=26符→切り上げ30符。么九牌の暗刻(8符)なら22+8=30符でちょうど30符。ここに嵌張待ち(2符)が加われば32符→切り上げ40符です。
ロンとツモで符が変わるため、同じ手でも和了方法によって30符になったり40符になったりします。「ロンなら40符だけどツモなら30符」というケースもあるので、両方の可能性を考えておくと点数申告の精度がワンランク上がります。
実戦で素早く判断するための最もシンプルなコツは「刻子があるかないか」を見ることです。順子のみの手は30符、刻子が1つでもあれば40符の可能性が高い。この1つの基準だけで、ほとんどのケースに対応できます。
さらに精度を上げるなら、刻子の種類をチェック。么九牌の暗刻(8符)なら40符はほぼ確定。中張牌の暗刻(4符)なら、他の符加算(待ちの符、雀頭の符)次第で30符か40符か分かれます。嵌張・辺張待ち(2符)や役牌の雀頭(2符)があればプラスに。
「刻子を探す→あれば40符、なければ30符」。たったこれだけで正答率は驚くほど高い。プロ雀士もまずこの直感で当たりをつけてから、必要なら検算しています。この記事を読んだ今日から、あなたも同じ思考回路が使えるはずです。